休職した看護師さんたちの体験談

看護師は一般的に女性が多い職場です。最近では男性の看護師も増えてきましたが、それでもまだ男性の割合は全体の1割にも満たないのが現状と言えるでしょう。女性が多い職場の中で問題になりやすいのが人間関係。悩みや不安が引き起こす精神的なストレスが原因となり休職に至るパターンもあります。ここでは、休職した看護師さんたちの体験談をいくつかご紹介しましょう。

 

◎休職に至った理由

看護師の仕事は3K「きつい・汚い・危険」と呼ばれる過酷な労働環境です。また、それだけではなく女性が多い職業柄、人間関係の悩みを抱えている人も多くいます。例えば、集団で同じ行動をすることが暗黙の了解のようになっており、空気を常に先読みしなくてはいけない場合も。自分の意見があっても周りに合わせるような努力をしなくてはいけないのです。うっかりグループの反対意見を口にするようものなら、無視されたり、陰口を言われたりしてしまうでしょう。ひどい時には根拠のない噂話で職場に居づらくするように仕向けられる事も。やがて、それらのストレスから体調不良に陥り不眠症、うつ病など精神的な疾患につながる事もあります。実際に休職した看護師さんの中には、不眠症から疲れが抜けず、業務中の注意力が散漫になったり、職場に向かう時間になると吐き気を催してしまったりと看護師という環境に身体が適応できない状態に陥ってしまうのです。とくに、新米看護師が先輩看護師のパワーハラスメントとも言える嫌がらせに体調を崩し、休職に至ってしまう事はよくある事と言えるでしょう。

 

◎休職中の過ごし方

職場に向かう事で憂鬱な気分や体調を崩しているようなら、思い切って休職するのが一番でしょう。職場に適応できない状態であれば、本当に看護師が自分に向いているのか考え直してみるのも体調を改善する一つの方法です。休職中は働いていた時の心の中で悲鳴を上げ続けていた自分を甘やかす事から始めてみましょう。普段してみたかったけれど忙しさのあまりなかなか手をつける事ができなかった旅行や、気のおけない友達と映画やドライブを楽しむのも良いですね。看護師の夜勤などタイムスケジュールが身について眠ることができないようなら、日中に散歩をして太陽にあたるなど本来の身体リズムを整え体内時計の乱れを直すのも良いでしょう。「白衣の天使」と呼ばれ患者さんから見れば人の助けをしてくれるのが看護師ですが、人をしっかりサポートする前には自分の身体を健康に保たなくてはなりません。休職中はとにかく焦らず、自分本位に気ままな時間を過ごしてみるのが良いでしょう。

 

◎復職後の仕事はどうした?

休職期間が長い場合、真面目な人ほどその休暇中のブランクを埋めるように頑張ってしまうものです。

しかし、意地悪な先輩看護師がいる同じ職場に戻っても、時計のネジを巻き戻すように辛い過去の体験を再び味わわなければなりません。どうしても前の職場に適応できないと感じているのであれば、院内異動や思い切って転職を考えて人生をガラリと変えてみるのも良いでしょう。今までサービス残業や夜勤などで身体を壊してしまっていた看護師さんは「検診センター勤務」や「透析看護師」にとして転職する事で辛い時間外勤務から解放されます。他にも、美容皮膚科など入院病床がない職場で働くことで満足のいく職場を手に入れることができるでしょう。看護師の人材紹介会社や、雑誌・新聞などの媒体を通して自分で応募するなど、まずは働きたい場所を明確にしてから復職後の仕事探しをしてみるのがオススメです。

 

◎まとめ

看護師は一般的に女性が多い職場です。そのため、集団で同じ行動をすることが暗黙の了解のようになっており、人間関係の悩みを抱えている人も多くいます。職場に向かう事で体調を崩しているようなら、思い切って休職するのが一番。休職中は自分を甘やかし、散歩や映画鑑賞などしたい事をして過ごしましょう。復職後は病院内での異動願いを出すことで精神的に楽な職場の勤務をすることができます。また、同じ病院の院内異動だけでなく転職でガラリと人生を変えてみるのも良いでしょう。

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