eナースセンター(日本看護協会)の完全利用ガイド【看護師求人口コミ】

eナースセンターは、日本看護協会がインターネット上で運営している無料の求職・求人サイトです。登録者には仕事探しに役立つ就職相談会などの案内や看護に対する情報を届けてくれます。インターネット上で全国の求人を検索し、現地に直接出向かずに応募できること、勤務条件に合わせた求人を案内してもらえること、地図上から希望勤務地の求人情報が検索できることなどが特徴です。

 

◎eナースセンターを利用するメリット

eナースセンターを利用する最も大きいメリットは、安心感です。日本看護協会が運営していて、全国47都道府県にあるナースセンターの職員が元看護師であること、公的機関ですので登録時に必要な個人情報を提出する不安もないことから安心して登録でき、仕事探しのサポートを受けることができます。eナースセンターでは、民間の転職サイトには扱われることのない厚生労働省管轄の求人情報を入手することができること、休職者の為の研修やセミナーに無料で参加できることもメリットです。また、自宅に居ながらにして24時間いつでもインターネットにて求人を閲覧、応募ができるのでとても便利です。

 

◎eナースセンターを利用するデメリット

eナースセンターのデメリットとして、条件に適った応募先を見つけた場合、面接日程の調整や履歴書作成、面接対策など、応募の為の準備はサポートしてもらえません。民間の転職サイトであれば、応募準備へのサポートも手厚くしてくれますし、面接の同行、雇用条件に対する条件交渉を行ってくれますが、eナースセンターで紹介された場合は、すべて自分で行う必要があります。

 

◎eナースセンターにはどんな求人が多い?

eナースセンターの年間求人数は185,578件(平成26年度実績)あり、求人を登録している病院や診療所は全国で22,976 施設にもなります。では、eナースセンターにはどのような医療機関の求人が多いのか見てみましょう。

 

【職種別の求人数】

第1位:正看護師

eナースセンターの正看護師求人は162,672件で全体の87.7%を占め、雇用形態別に分けると常勤が65.2%(106,065件)、非常勤が30.4%(49,501件)、臨時雇用が4.4%(7,106件)となっています。

第2位:准看護師

eナースセンターの准看護師求人は12,558件で全体の6.7%を占め、雇用形態別に分けると常勤が62.3%(7,820件)、非常勤が36.7%(4,613件)、臨時雇用が1%(125件)となっています。

第3位:保健師

eナースセンターの保健師求人は6,665件で全体の3.6%を占め、雇用形態別に分けると常勤が22.2%(1,480件)、非常勤が73.5%(4,898件)、臨時雇用が4.3%(287件)となっています。

第4位:助産師

eナースセンターの助産師求人は3,683件で全体の2%を占め、雇用形態別に分けると常勤が72.4 %(2,668件)、非常勤が27.4%(1,010件)、臨時雇用が0.1%(5件)となっています。

 

【施設別の求人数】

第1位:病院

eナースセンターの求人で1番多いものは病院の求人です。全国8,453病院のうち約55.8%にあたる4,721病院がeナースセンターに求人を出していて、年間の有効求人数に占める割合も病院の求人数が全体の約46.4%(86,199件)と1番多くなっています。

第2位:クリニック(無床診療所)

eナースセンターの求人で2番目に多いものはクリニックの求人です。全国93,396診療所のうち約5.3%にあたる4,959診療所がeナースセンターに求人を出していて、年間の有効求人数に占めるクリニック求人の割合は全体の約8.4%(15,612件)となっています。

第3位:訪問看護ステーション

eナースセンターの求人で3番目に多いものは訪問看護ステーションの求人です。近年、在宅医療のニーズが高まっているため、求人数も増加傾向にあります。全国にある9,633の訪問看護ステーションのうち約23%にあたる2,217の訪問看護ステーションがeナースセンターに求人を出していて、年間の有効求人数に占める訪問看護ステーション求人の割合は全体の約7.9%(15612件)となっています。

 

【雇用形態別の求人数】

第1位:常勤

eナースセンターの常勤求人数は年間118,033件で、全体の63.6%を占めています。

職種別の割合は、正看護師が89.9%(106,065件)、准看護師が6.6%(7,820件)、助産師が2.3%(2,668件)、保健師が1.2%(1,480件)になっています。

第2位:非常勤

eナースセンターの非常勤求人数は年間60,022件で、全体の32.3%を占めています。

職種別の割合は、正看護師が82.5%(49,501件)、保健師が8.1%(4,898件)、准看護師が7.7%(4,613件)、助産師が1.7%(1,010件)になっています。

第3位:臨時雇用

eナースセンターの臨時雇用求人数は年間7,523件で、全体の4.1%を占めています。

職種別の割合は、正看護師が99.4%(7,106件)、保健師が3.8%(287件)、准看護師が1.6%(125件)、助産師が0.1%(5件)になっています。

 

◎eナースセンターの利用者層は?

(利用者数)

平成26年度、eナースセンターの利用者数は66,477人でした。前年の平成25年度(66,311人)より166人増加していますが、5年前(平成21年度:79,675人)と比べると、利用者は13,198人も減少しています。

(性別)

男女別の利用率は女性が96.8%(64,354人)、男性が3.2%(2,123人)と女性の利用が圧倒的に多いです。

(年齢別)

年齢別の利用率は、40代(40歳~49 歳)が35.6%、30代後半(35歳~39 歳)が18.4%、50代(50歳~59 歳)が15.4%と上位を占める中、20代(20歳~29歳)は11.2%と少し低い利用率となっています。

(職種別)

職種別の利用率は、正看護師が75.1%(49,953人)、准看護師が11.4%(7,597人)、保健師が11.3%(7,529人)、助産師が2.1%(1,398人)となっています。

(希望する雇用形態)

利用者の希望する雇用形態は、常勤が55.1%(36,659人)、非常勤が35.5%(23,570人)、臨時雇用が9.4%(6,248人)となっています。

(就業状況)

利用者の就業状況は、就業中が51.9%(34,506人)、未就業が46.1%(30,667人)、学生(免許未取得)が1.0%(680人)、学生(免許取得済)が0.9%(624人)となっています。

(地域別)

地域別の利用者数は、1位:東京都(12,032人) 2位:北海道(4,921人) 3位:大阪府(4,842人) 4位:神奈川県(4,542人) 5位:静岡県(3,217人)となっています。

 

◎eナースセンター経由で仕事を決めている人って?

eナースセンター経由で仕事を決めた人は全利用者66,477人のうち、17.4%にあたる11,584人となっています(平成26年4月~平成27年3月実績)。

 

(職種別)

職種別にみると、正看護師が87.3%(10,110人)、准看護師が7.4%(855人)、保健師が4.5%(517人)、助産師が0.9%(102人)となっていて、正看護師が圧倒的に多い結果となっています。

(年齢別)

年齢別にみると、40代(40歳~49 歳)が32.7%(3,790人)と1番多く、続いて、50代(50歳~59歳)が19.8%(2,290人)、60歳以上が15.1%(1,751人)となっています。

(雇用形態別)

雇用形態別にみると、臨時雇用(1カ月未満の雇用)が46.9%(5,436人)と1番多く、非常勤が28.8%(3,340人)、常勤が24.2%(2,808人)となっています。

(施設別)

就業先を施設別にみると、救護(イベント等)が26.1%(3,022人)と1番多く、以下は200 床未満の病院が12.9%(1,493人)、200床以上499 床以下の病院が9.1%(1,052人)、無床クリニックが7.4%(858人)、健診センター・労働衛生機関が7.2%( 834人)となっています。

 

◎まとめ

・日本看護協会が運営しているので、安心して利用することができる

・応募の段階から面接まで全て自分で対応しなければならず、とても時間がかかる

・正看護師、病院の求人が多い

・40代以上の利用者が多く、20代の利用者は少ない

・eナースセンターの紹介で就職した人の約70%が【40代以上】

・eナースセンターの紹介で就職した人の約50%が1カ月未満の【臨時雇用】での就職

トップへ