体調不良でも休みない、看護師の過酷な現場

◎どんな体調不良で悩まされてる?

看護師は職業柄、食事や睡眠の時間を規則正しく取ることができず、身体を休めるべき時間帯に働き、身体の活動が活発になる時間帯に睡眠をとらなくてはならない為、自律神経が乱れて体調を崩しやすい状態が続くので、多くの看護師が程度の差はあっても、なんらかの体調不良を抱えています。夜中に食事をすることや、仕事の忙しさによるストレスから胃痛を起こしたり、睡眠不足から目まいや頭痛を起こしたりします。本来、睡眠は22時から6時の間に摂ることで、内臓、筋肉、脳を休めて疲れを取り、次の日に備えて新しい細胞を活性化するという睡眠本来の効果を発揮されるものですが、それ以外の時間帯に睡眠をとると、睡眠本来の効果が得られない為、長時間睡眠をとっても睡眠不足の状態になってしまうからです。始めのうちは、ちょっとした体調不良ですが、仕事を休めないため休養せずにいると、次第に体調不良が悪化して、胃痛や頭痛が激しくなる、突発性難聴やメニエール病を発症するというようなことになってしまうこともあります。

 

◎体調不良でも辞めない理由とは?

どんなに体調が悪くても、ほとんどの看護師さんは欠勤しません。その理由は、常にギリギリの人数で仕事を回していることから、誰かが抜けるとその分のしわ寄せが残りの仲間に降りかかってくることを認識しているからです。退職や転職を考える時も、自分が抜けた後に新しい看護師が入職し、仕事に慣れるまでの期間、今一緒に働いている仲間にかかる負担を思うとみんなも同じ状況でつらいのに、私が休んだら…私が辞めたら…と考えなかなか決心がつかないものです。

 

◎絶対に休んで!体調不良のボーダーラインはここ!

電車が止まってしまうような大雪や台風の日でも、休めないのが看護師の仕事で、多少体調が悪くても出勤するという人がほとんどですが、絶対に休まなくてはならない体調不良もあります。まず、インフルエンザなどの感染症です。無理して出勤した為に、他の看護師や医師、さらに患者にまで広まってしまう院内感染になる恐れがあります。看護師や医師に感染すれば、まずます人手不足になってしまいますし、抵抗力の弱っている患者に感染した場合には、命の危険を伴う恐れも出てきます。高熱、嘔吐などの症状がある場合には、感染症を疑う必要がありますので欠勤しましょう。また、感染症ではない場合にも高熱や嘔吐、ひどい頭痛や腹痛などがある場合、我慢して出勤することで病状が悪化し、長期欠勤しなくてはならなくなる、仕事に対する集中力、判断力が低下し、重大なミスを犯してしまうなどの恐れがあります。

 

◎まとめ

看護師の仕事は忙しく、不規則なので体調不良に陥りがちですが、自分が休むことによって他の看護師に迷惑をかけることになると思い休めないものですが、感染症の場合には絶対に休むこと、また感染症以外の体調不良の場合には、自分の体調不良のボーダーラインを知っておくことが大切ですね。

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