うつ病で退職・・看護師として復職できる!?

◎うつ病で退職した看護師が抱える不安

うつ病が発症する原因には幼少期の体験、人間関係のトラブル、職場環境、身近な人やペットとの死別など、環境的な要因によるものと、過度の労働によって蓄積した疲労、病気や月経、服薬など身体的要因によるものがありますが、看護師は環境的な要因による原因も身体的な要因による原因も数多く溜めこんでいる人が多く、うつ病を発症してしまう人は少なくありません。激務であること、夜勤がある為、生活が不規則であること、さらに常に他人の生死に関わる状況下での仕事であること、職場内の上下関係や立場の違いをわきまえた上で人間関係を構築しなくてはならないことなど、ストレスを抱えざるを得ない状況にある職業だからです。その為、一旦うつ病を発症して退職してしまうと、復職したくても再びうつ病を発症してしまう不安が大きく、復職に踏み切れないものです。復職の為の足懸かりとする為には、復職に対する不安を徐々に払拭していくことが大切です。

 

◎不安を払拭していくためには?

復職して再度うつ病を発症しない為には、なぜ自分がうつ病になってしまったのかということを明確に理解することが大切です。まじめで責任感が強い、医師、患者、師長など目上の看護師、後輩の看護師など、立場の違い、上下関係の違いなどあらゆる人と上手に人間関係を構築できる人、欠勤者がいる、患者の容体が急変したなど通常よりさらに忙しい時には率先して多くの業務をこなす人、優秀であると周囲に思われている人は気を抜く暇がなく、落ち込むことがあっても周囲に相談できずストレスを溜めこんでしまうのですが、周りの人からはいつも元気にテキパキと仕事をこなしている部分だけが見えているので、ストレスが溜まっていることに気づいてもらえません。その為、徐々に体と心に無理が重なってうつ病になってしまうことが多いので、自分の場合はどうであったかということを思い出し、どのようにすればそこまでストレスを溜めこまずに済んだかという分岐点を見つけることが必要です。

 

◎うつ病で退職した看護師の復職先の選び方

重症患者がいる入院病棟や救急搬送を受け入れる病棟などを離れて、生死に関わりの少ない病棟や町のクリニックを復職先として選ぶこともできますが、うつ病を発症した原因を自分がよく理解できているのであれば、仕事の内容は厳しいものであっても、同僚や上司とともに働ける休職前の職場に戻るという選択肢もあります。最優先で考えることは、復職後にストレスを溜めないで働ける自分を確立できる職場であるかどうかということです。

 

◎まとめ

復職先の職場を探す時に考えることは、以前の職場の環境や人間関係がうつ病の発症の原因だったのか、自分自身が頑張り過ぎて回りが見えなくなったことが原因だったのかということです。休職前の職場の仕事はきつかったが、仕事の内容はまた挑戦したいと思えるものであり、職場の人間関係も今になって思えば良いものだったというような場合は、休職前の職場に復職することも良い選択肢ですし、職場の人間関係、仕事の内容が自分にあわなかった為、ストレスが溜まってしまったというような場合には、同じ看護師であっても仕事内容が異なる職場を探すようにすることが、うつ病の再発を防ぐことに繋がります。

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