何度か転職したけど、結局長く働いた方が得だったのか? 【看護師の転職ノウハウ】

 

看護師の仕事は、一般企業に比べ勤務時間が長く、仕事の内容も重労働と言われています。そんな中、転職したら給与や賞与など昇給することが多いため、転職をプラス思考でとらえている看護師が多いと言えるでしょう。統計上でも、転職経験がある看護師は全体の76%にも及び、そのうち、転職の経験が3回以上あるのは13%と予想以上に多いことがわかっています。しかし、何度か転職を試みたものの、結局長く同じ職場にいたほうが良かったと後悔する人がいるのも事実。ここでは、転職?それともずっと同じ職場?どちらにメリットがあるのか、様々な側面から見ていきましょう。

 

◎看護師が転職して得るものは、お金それとも人間関係?

看護師が転職を考える理由は、人それぞれです。しかし、転職を考える看護師が口を揃えるものに、実働に対して正当な給与がもらえているかという疑問があげられます。一般企業からしてみれば、1〜2割増とも言える高待遇ですが、「サービス残業で勤務時間が長い」「休憩をとる時間がない」など、身を削って仕事をするスタンスに、給与など待遇が見合わないことに疲れ果ててしまっているのです。また、看護師は今でこそ男性の姿を見ることはあるものの、ほとんどは女性だけの狭い世界。人間関係もいろいろと難しそうです。仕事で一番大切といえば報酬をあげる人もいますが、お金以外のメリットとして人間関係もかなり重要。働く場がなんとなくギクシャクしているようでは、仕事上でも協力した連携プレーを発揮することができませんよね。転職し職場を変えた場合、慢性的な人員不足が懸念される看護師の過酷な勤務状況については、大きな差を期待することはできないかもしれません。しかし、転職を機にお金以外のメリットとして人間関係については、働きやすさなどの変化を感じることができるでしょう。

 

◎ちょっと危険かも!!突発的な感情だけで、転職をしても大丈夫?

一般的に転職をすれば、昇給しキャリアアップが図れるのが看護師の仕事です。しかし、転職のメリットが給料面の待遇UPだけというのは何だか悲しいもの…お金以外のやりがいや働きやすい人間関係が職場には必要ですよね。しかし、年齢を重ねてしまえば、職場に馴染む努力をしても、自己流のやり方や考え方ができあがっているので、適応するまでに時間がかかってしまうでしょう。また、ミスをして上司に怒鳴られれば、突発的にまた転職という文字が頭をかすむこともあるもの。しかし、その経験をどう乗り越えていくかが、看護師としてだけでなく人間の器を広げる良いきっかけととらえてみませんか?人間関係を変え、新しい職場に働きやすさを求めるためだけに、転職を繰り返しても良いか、今一度自分とじっくり向き合ってみることも大切と言えるでしょうしょう。

 

◎転職を考える際には、ライフスタイルの変化も考慮しよう

一般企業での転職で、気になってくるのが退職金制度についてですが、看護師の転職先である病院には、そもそも退職金が出る場合と出ない場合があります。転職を考える際には、病院側に退職金制度があるかどうか確認しましょう。また、退職金以外にも病院によって差がある福利厚生など待遇の充実度についても、前もって確認をしたほうが良いでしょう。看護師は女性が多い職場です。子供ができれば、夜勤をする回数は限られてしまいますよね。他にも、出産時にはどのくらい休暇があり、きちんと職場に復帰できる環境が整えられているかも気になるところです。転職を考える時には、このように結婚や育児などのライフスタイルの変化も見据えていたほうが良いでしょう。給与などの待遇面や希望の科に所属することばかりを優先し、ライフスタイルや生活の変化を顧みない転職をするのは考えものです。転職をせず、長く勤めたほうが、退職金が多くもらえた、福利厚生が充実していたなど、後悔しない職場選びをしましょう。

 

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