日本看護協会によれば看護師の離職率は10%前後といわれており、慢性的に人手不足の状態にあるといわれています。看護師は高度な知識と技術を持った国家資格であるので、人手不足の業界である医療業界では仕事にあぶれることは少ないといわれています。
しかし、そんな看護師でも履歴書の志望動機欄や面接での受け答えによっては不採用になるケースも増えています。ここでは看護師が不採用になるケースとその対策方法を解説します。
実務未経験、臨床経験が浅い場合や、病院を即戦力でまわしたい場合、不採用になるケースもあります。
また看護師とは職業柄、清潔感や清楚さを大事にする仕事です。要するに見た目も大切です。
化粧が濃かったり、キャバ嬢的な雰囲気の髪の染め方、だらしのない服装では面接で落とすパターンも少なくありません。
それでも「この病院で絶対に働きたい。」という意欲が感じられれば見込みはありますが、それがない場合には不採用にするケースも目立ちます。
「こんなにアピールしているのになぜ採用されないんだろう?」「働く意欲はあるのに落とされた。」など自分のどこが悪くて採用されないのか首をかしげている人も多いでしょう。
看護学校での成績もよく、注射も点滴も自信があるのに採用されないというのは、技術や知識以外のところに問題があります。
病院の勤務はチームで動いているので他の看護師や医師と協調性がない看護師は不採用になる可能性もあります。
面接で強すぎる自己主張や芯が強いのもいいけれど、協調性があり、柔軟に何事にも対応する姿勢を見せておくことはなによりも賢明な方法だと思います。
子供がまだ小さかったり、これから出産の可能性がある看護師の場合は、病院としても採用に慎重になります。
子供が風邪をひいたり、病気になったりすると親としては仕事を休まざるえない状況になり、勤務に穴をあけてしまうことになります。
どのような職場でも働き手に頻繁に休まれては困ってしまいます。子供がいる場合は、しっかりと周囲に頼れる環境を整えておくことが大切です。託児所に預けるなど、夫や両親に任せられる体制を整えておくことが大切です。
また、最近の病院では院内に託児所を完備しているところも増えています。子供がいるハンデを乗り越えるため、そういった勤務先を積極的に探してみるのもいいでしょう。
看護師としてこれから働こうと意気込んでいる時、不採用の通知をもらってしまうと悲しいものですよね。
そんな時はただ茫然と打ちひしがれるだけではなくて、自分が不採用になる理由を突き詰めてみると対策方法は見つかります。
看護師転職サイトでは不採用になるケースや事例を教えてくれ、その対策もすることができるので、積極的に活用して看護師としてのキャリアアップに繋げていきましょう。
※当サイトに記載されている転職サイト情報・口コミ・求人募集詳細は当時のものであり、
現在ではサービス内容が変更されていたり、求人募集が終了しているものもあります。ご了承ください。